海底資源揚収システム改訂版

詳細な技術内容は日本国特許第7245988号(特願2018-143015)  国際出願PCT/JP2019/029712)に詳述されており、すでに特許庁および、WIPO(World Intellectual Property Organization)より公開されています。公開情報は「知的所有権情報」ページに掲示しています。

「海底資源揚収システム改訂版(Pdf)」は理科系でない読者にも広く理解してもらうために、技術背景と概要を解りやすく解説したものです。上の「海底資源揚収システム改訂版」をダブルクリックするとPdfファイルが閲覧できます。

なお、マッコウクジラの生態メカニズムを取入れて、深海の高圧問題を解決した弊社の特許第6060377は海底より鉱物資源を揚収する浮力源として海底で発生した水素ガスを利用するものですが、水素発生と回収関連の技術開発と設備にコストがかかり、実現のための障壁が高すぎると判断し、今回、コスト削減と実現の容易化を第一に方式の再検討を行ったものです。すなわち揚収の浮力源として海水より比重の軽い液体を密閉して用い、水素関連の技術開発を除くことにより技術障壁を下げ、コスト削減と開発工程の短縮を図りました。